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カメレオン・アーミー

こんばんは、久しぶり。
私の名前はベルロウです。勿論あだ名に決まってまっす。
バラの花、口にして踊っているイメージがあると言うのです。
これで決まりではないです。これしかないんじゃあないんです!ラララ、カルメン!
 
最近はドロロニカは停滞していますね。
それは勿論ピンクレディの曲が良すぎて、ロックなんてもうやれないと感じたからです。
僕が今まで聞いてきた音楽の何よりピンクレディーが良い。
今までの聞いた全ての音楽が束になったところでピンレクディークレーピンディーの曲に適わない。
フレディ・マーキュリー、デヴィッド・ボウイ、ジム・モリソン、イギー・ポップ、マイケル・モンローが束になったところで適わない。
・・・というのは言い過ぎだ。それらに比べればザコだ。クソだ。
それらに比べたらピンクレディの二人は所詮、下痢の滝を這い上がろうとするタンカスの、それはもうもう黄ばみ以外の部分に湧き出るはずだった、もう、ちっぽけな、細菌、みたいな二人組みだ。
それはそれで言いすぎだ。
とにかくピンクレディー、いやその都倉俊一が作る曲がすごく好きだ。
それに引きかえ阿久悠の歌詞はよく分からん。
どんな神経しているんだ?
僕はカルメン77の歌詞ほど語呂の悪いメロディを知らない。
歌い方しだいでもっとどうにかならんかったのか。
「私の名前はカルメンデッスー!勿論あだ名に決まってマッスー!」

http://youtu.be/TYWwYm1LyJo
阿久悠の歌詞はファクユーだ。
しかし、そんな彼の歌詞が、ピンクレディーを伝説とせずエキセントリックなB級アイドルのようなチープさを含んだビッチに仕立て上げている気がして良い。
勿論ピンクレディーはエキセントリックなB級アイドルではない。日本を代表するA級アイドルの一組だ。
だが、あの胡散臭さはトクラ&アクユーのコンビが作り出したケミストリーのエグザイル。
メインストリートのならずビッチ。
それに彼の歌詞により曲ごとにキャラクターが作られているのが、僕が好きだ。
僕が聞いて育ったデヴィッド・ボウイはアルバムごとにキャラクターを作った。
ジギーとかアラジン・セインとかハロウィンジャック?とかいろいろあったはずだ。
僕はそれを聞いて育ったためか、ドロロニカのアルバムでもそれぞれの曲の歌詞を作るとき、まず歌詞のテーマとなるキャラクターを作った。
ピンクレディーも曲ごとにキャラクターがいる。
 
最近CMでも使われていたりして彼女らの代表曲はUFOという認識が強いが、僕はそうは思わない。
勿論UFOも良い曲だ。
僕はサウスポーこそがピンクレディの最高の名曲だと思う。

http://youtu.be/Ae-q79TxycI
この曲には一体いくつのメロがあるのだ?イントロを除いた歌メロの部分だけでも相当ある気がする。
数えてみたら、6個あった。一曲に違うメロディの歌が6個もある。おかしい。
しかも全部マイナー調のメロディ。このメロディ一つ一つで一曲作れるんじゃないか。
登場人物全員、主役級のキャストで固めたハリウッド映画か。
 
これほどの名曲だが、このアクユー、いやファックユーの歌詞のせいでこれは野球の歌になっている。
野球の歌にしとくのは勿体なさ過ぎる。これほど色んなものを詰め込んだのに結局野球の歌かよ。
僕は高校の頃、吹奏楽部で、その時にこの曲を練習したが、吹奏楽部の活動の中ではザコ曲だった。
各自練習して、で、ちょっと合わせてみる。夏のコンクールの曲の合間にちょこっとだ。
こんなに名曲なのに!?
それはこれが所詮、野球の曲だからだ。野球の応援歌に過ぎないからだ。
僕はどんなに壮大なコンクールの課題曲よりも、この陳腐だけど哀愁のあるメロディの方が好きだった。
しかし、この曲は吹奏楽でやるには陳腐すぎて、野球の曲じゃなければ取り上げられることすらなかっただろう。
だからこれで良かったのかも知れない。
ピンクレディーたちがここまで到達したことが、完全なる勝利だったのかもしれない。
 
この曲の良いところは、メロディ以外にも演奏がいい。
ホーンとストリングスをもう少し抑えれば、なお好きだ。この曲のドラムとベースが好きなんだ。
「きりきり舞よ、きりきり舞よ」のとこのドラムの「ドッツーツードドン、ドッツーツードドン」が最高にかっこいい。
ここで僕は気付いた。
ピンクレディーの曲が好きだけど、僕が好きなのはピンクレディーの曲のピンクレディー以外の部分なのかもしれない。
 
 
僕の中でピンクレディーの曲で一番すごいと思われるのがサウスポーなら、僕が個人的に一番好きなのはカメレオン・アーミーだ。

http://youtu.be/CLnesX5k5IE
ちなみにこの曲は大橋くんがドロロニカで最後に作った曲にクリソツだ。ライブでも数回だけどやった気がする。
曲が似ているのは、紛れも無い偶然だろう。
しかし、ドロロニカで大橋が作った曲は全体的にピンクレディっぽい気がする。
そんなカメレオン・アーミー。出だしは都倉俊一らしいマイナーメロディのキメキメ演奏だ。
イントロの後にストーンズのビッチという曲みたいなメロディになる。
そしてAメロに入る次の瞬間、僕は思わずこう言ってしまった。
「自分、何なん?」だ。 ・・・何故か関西弁だった。
本当にこの曲は何なん?
ズンズクズンズン、ズンズクズンズン、ズンズクズンズン、ズンズクズンズン・・・
何なんこのギター。このギターがずっと続く。次の展開ではハモり出すしマジ何なん。
この「何なん」具合が最高。
ドロロニカじゃあるまいし、都倉俊一は何でこんな曲をピンクレディーの為に書こうと思ったのか分からない。
カメレオン・アーミーというタイトルも最高だ。
この曲はアイドルの親衛隊のことを歌っている。
だが、この曲は親衛隊というのはただの例えで、これはバケモノの歌という解釈も出来る。
野球の曲としてしか見ることが出来ないサウスポーとは違う。
カメレオン・アーミーは変幻自在のスパンコールボディを持っており、保護色になって姿を消すことが出来る。またレーザービームのように飛ぶことが出来る。
カメレオン・アーミーという生物兵器に変身できる女が、チンピラギャングどもと戦うアメコミ風ダークヒーローだ。
・・・あんま面白くないな。
 
僕はこのブログを書きはじめた頃、こんなにピンクレディーについて書く予定はなかった。
だからそろそろやめましょう。
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プロフィール

HN:
水野ベルロウ
年齢:
35
HP:
性別:
男性
誕生日:
1989/01/30
自己紹介:
水野 ベルロウ(本名は水野巧郎 , 1989年 1月30日-)
 
サックスを吹いたり、歌を歌ったりする。
ドロロニカというバンドをやっていた。
グラムロックから始まり昭和歌謡、ワールドミュージックなどをよく聞く。

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