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クサくて、胡散臭くて、どこか寂しい

こんばんは、久しぶりですね。
今年初のブログだけど、もう気付けば三月とか、早い。
バンドやってないのにブログだけは書く。
俺は最早バンドマンではなく、ブロガーだ。普通の26歳だ。というかもう26歳とかマジやべーなー。もうあっという間に30になっちまうがー!
元イエローモンキーの吉井和哉は、26歳までに売れなければバンドをやめて働く、って決めてたらしいんだけど俺はちょうどその年齢なのか。
 
最近、今まで聴いていたロックという音楽からは少し離れた音楽を聞いているのですが、そこで僕は思った。
音楽は、心に影響を及ぼすが、肉体にも影響を及ぼすのだと。
音を使って他人の肉体を動せるっていうのが、すごい。
ジョジョの石仮面じゃないけど、音が耳から入って、脳の肉体を動かす部分に突き刺さって、肉体を動かしているのですよね。
音楽を曲だとかメロディだとか歌詞だとか、そういう風に捉えるんじゃなくて、もうダイレクトに音として、スペイン語風に言うとディレクトに音として捉えると、また違って聞こえる。
バガボンド的な感じで言うと「リズムを、メロディを、ビートを、すべてをただの音として、体に取り込む。」みたいなイメージだ。
  
 
まとまらない文章で何が言いたいのかと言うと、最近ヒップホップを聞いてそういう感情を思い出したということです。
ヒップホップと言うかラップだ。ラップって音としてすでにカッコいいのに、それプラス意味があるっていうのが、マジすごい。
意味がわからねえ。まず自分がどうしてそんな観点で音楽を聞いたのかがわからねえ。
俺がサックスをやっているからそう思うだけかも知れないけど、ラップはフリージャズのサックスに似ていて、サックスってのは音だけだけど、ラップは音プラス意味があるから、それが何かすげえ。
とにかくラップってのはすげー。
 
僕はヒップホップのことをあまり知らないし、特に憧れるような世界でもないし、ジャンルとして好きって感じでもない。
でも音としてカッコよすぎるから困るんだよねー、コラッ!
 
サイコーなのはメキシコ、いや、メヒコのControl Macheteというグループ。
メキシコだからスペイン語なんだけど、メキシコ鈍りなのかそういう歌い方なのか知らないけど、その発音の仕方がとにかくカッコいい。
最初聞いたときは、(Fermin IVのラップが)パラッパラッパーの玉ネギ先生みたいなラップだなと思った。
 

http://youtu.be/i22QybfQ5Vk
 

http://youtu.be/JhbZW7PwxNI
 
俺は昔からイギリスやアメリカの英語のロックが好きで、それに憧れてバンドを始めて歌を歌い始めたけど、別に英語そんなに分かんないし、日本人だから日本語で作るのが一番得意だから日本語で歌っていたけど、俺が好きなのは日本のロックではなく、海外のロックですし、そもそも日本語の発音は、自分が憧れる英語のロックとは似ないというのに気が付いた。
何と言うか、英語は音が横に流れて最後はフェードアウトするけど、日本語は音が縦に刻まれていて最後もフェードアウトせずしっかり発音して終わるから、多分そういうところが似ないんだと思った。
 
しかし、このコントロールマチェーテのラップを聴いて思った。
この縦に刻む感じ、語尾にアクセントがある感じ、なじむッ!なじむぞッ!と。
 
似ていると言われているCypress Hillも聴いたけど何か違う。やっぱ言葉が違うんだ。
だから、俺はヒップホップが好きというより、メキシコが好きなんです。
行った事もないし映画とかでしか知らないけど、メキシコが好きなんです。
 
 
そもそも僕がラップを聞くようになったのは、中南米の音楽にハマったからです。
コントロール・マチェーテの他にお気に入りなのは、Ana Tijouxです。
今まで女性ミュージシャンで最強だと思っていたのはM.I.Aでしたが、Ana Tijouxの方が好きです。
音楽を聞いていると、カッコよすぎて泣けるという意味が分からない感覚に遭遇することがごくまれにありますが、Ana Tijouxの『Somos Sur』という曲を聴いてそれに遭遇しました。
 

http://youtu.be/EKGUJXzxNqc
 

http://youtu.be/x_tJMt2ClUc
 
ゲスト参加しているアラブ人女性では初のラッパーShadia Mansourのラップも最高にカッコいい。
 

http://youtu.be/R3nXUJkPgWg
 
そして、最高に可愛い。そして・・・最高のケツをしている。
ラップがカッコよくてデカいケツを持っているエキゾチックな顔の可愛い女性、それが私の理想です。
優先順位で言うなら、ケツ>可愛い>エキゾチック>ラップでしょう。
 
 
何かを好きになるには絶対に理由があるはずです。
おそらく自分の奥底には所謂"琴線"と呼ばれる核みたいなものがあってそれに触れるようなものに反応するのです。
でも、その核がどのようにして出来たのかは分かりません。
それは生い立ちとか聴いてきた音楽とは多分別で、DNAとか前世とかそういう次元の話でしょう。
だから、どうして僕がデカいケツを持っているエキゾチックな顔の可愛い女性を理想とするのかは分かりません。
最近、自分のその核が何なのかというのが分かってきた気がする。
きっと、クサくて、胡散臭くて、どこか寂しげなものだ。
(「どこか」を「少し」に変えて「クサくて、胡散臭くて、少し寂しい」にすると良い感じにKとSの羅列になるな)
 
要約すると「臭い寂しさ」なんでしょう。
「寂し臭い」・・・いや「くさみしい」か。
きっと、デカいケツを持っているエキゾチックな顔の可愛い女性は、クサくて、胡散臭くて、どこか寂しげなのでしょう。
 
 
そういった意味で最近気付いたけど、昭和歌謡とクンビアって何か似ている。
僕は昭和歌謡が好きで、そのクサくて、胡散臭くて、どこか寂しげなメロディが好きなのですが、クンビアもクサくて、胡散臭くて、どこか寂しげなのです。
たぶん昭和歌謡とかクンビアとかいうジャンルを取っ払ったら、同じような曲たちです。てか都倉俊一です。どうも都倉俊一です。おっす都倉っす!トクシュンって呼んでください!よろしくっす!
 
ロックが好きな人で昭和歌謡も好きな人はちょいちょいいますが、そういう人に是非オススメしたいのがメキシコ&アルゼンチン出身のバンド、Kumbia Queers。
 

http://youtu.be/MWV9Bu5_-1s
 
詳しい情報は分からないけど彼女らは元々パンクバンドをやっていて、ある日突然クンビアをやり始めたみてえだ。
全員女性だけど、全員微妙。
格好はランナウェイズとかみたいなダサい80年代のパンク風。
だが、そこがいい。
そうだからこそ、クサくて、胡散臭くて、寂しげな音楽が似合うのだ。
合言葉は「都会の裏通りより、田舎のメインストリート。」だ。
でもこのKumbia Queers、サイコーだけど、アルバム丸々一枚、クサくて胡散臭くて寂しげで、同じような曲ばっかで、とくにどの曲がサイコーってのは無い。
でも強いて言うならば『Gascon』ですかね。
 

http://youtu.be/xpl8tMOfMFU
 
それか『Tiro al blanco』だ。
歌無えけど、サイコーだ。
『お祭りマンボ』が好きなクソババアもきっと踊りだすに違いない。
 

http://youtu.be/r81u8q5RJMY
 
ババアも踊れるべきなんです。
これからはババアが踊れるような音楽をやっていきたいです。
 
 
 
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プロフィール

HN:
水野ベルロウ
年齢:
35
HP:
性別:
男性
誕生日:
1989/01/30
自己紹介:
水野 ベルロウ(本名は水野巧郎 , 1989年 1月30日-)
 
サックスを吹いたり、歌を歌ったりする。
ドロロニカというバンドをやっていた。
グラムロックから始まり昭和歌謡、ワールドミュージックなどをよく聞く。

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