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可憐王

こんばんはみんなお久しぶりです。

10月の中盤から11月の最初のほうにかけてライブたくさんしました。
いろいろしたな~。東京のこととか振り返ってれポーーーとしたいが、振り返るにはまだ早すぎる。

最近の僕は久々にノーラン版バットマン見てうぉーってなってまっす。
といっても美銀図の途中までだがな。
ラリったバットマンが、僕の大好きなキリアンマーフィー略してキリマー演じるスケアク郎に燃やされて「ポイズンポイズン!」言ってるとこまで見た。
しっかしそのちょっと前のシーンの警察の胸倉つかんでウェアアザドラッグスゴイン!!!!がちょーかっこいい。
バットマンが港の倉庫でギャングと戦うシーンがかっこいい。まるでホラー映画の怪人さながらの恐怖感。どこにいるかわからない恐怖感。
そして慌てて駆けつけたボスが、ギャングに囲まれて戦うバットマンを"得体の知れないもの"を見るような目で見るシーンがいい。あの黒いのは何だ?って感じ。何かわからんがヤバイ感じ。
逃げたボスに頭突きするシーンも良い。
僕はダニーエルフマンが作ったバットマンのテーマが好きなんだけど、ノーラン版は使われてねえ。しかし、その頭突きしたあとに「バットマンだ!」と言い放つところは必ず脳内で再生される。
てかダニーエルフマンの音楽チョーかっこいい。声もかっこいい。
  
しかし話をバットマンに戻すがベルベットゴールドマインで冴えない痛々しいグラムロックファンを演じていた彼が、今やダークナイトだとは。

ビギンズ見終わったらまたダークナイト見る。ヒースのジョーカーよりジャックニコルソンのジョーカーのが原作に忠実らしいけど、もうヒースのジョーカーが原作よりかっこいい気がする。
来年にはダークナイトライゼズも公開されるみたいだし、今月はバットマンアーカムシティーが出るらしい。あのゲームはちょー面白い。
バットポッド乗りたい。
俺はなぜバットマンのことを書いているんだ。だめじゃねえか。そんなんじゃ。
 

だから今日のバイトは全身黒尽くめでやった。やるしかねえと思った。
ほんとにもう好きなものへのあれはあれしときたいんで。妥協したくないんで。やるしかねえんすよ。申し訳ない。
しかし、僕は今日バイト史上一番にこやかに働いた。すごく低姿勢で、僕の理想とする接客像を描かしてもらった。今日は店長やパートがいなかったから、僕が最強だった。この僕にかなうヤツなどあの文房具屋には誰一人として存在しなかった。帝王はこのベルロウだッ!依然変わりなくッ!って感じだった。
だから僕は本当に丁寧で、基本揉み手してた。語尾に「でげす」をつけた。
勿論いつも以上にこの口の中で巨大な双璧をなす歯史上最大の偉大なる、バンド名で例えるとしたらなんかもうキングクリムゾンって感じの前歯をアピールした。
よいしょしまくってやった。
よいしょしまくって最終的には相手が偉大すぎて見えなくなっていた。
僕は畏怖すら覚え、こんなちっぽけな文庫本サイズの、ブックオフで何枚も値段張りかえられて最終的に100円に落ち着き、しばらくして買われてシール剥がされたがぼろぼろになってて、またさらに0円で売られ、そして即効100円の値札を貼られているような僕には話せる相手ではないと悟った。ちっぽけだったんだ。
ちっぽけだ。僕は敵の師匠の家で布団にうつ伏せになって恐怖し、自分のちっぽけさに涙した。
「俺が強ぇ!俺が強ぇ!」
かつて俺が叫んだ言葉が頭で流れた。ちっぽけだ。ちっぽけというか、むしろちぽけーだ。
後に僕は天下無双になるんだけど、そこで天下無双とはただの言葉だと知るのだろう。
近づくと消える、それは陽炎のようなもの。
僕は、果てどないこの険しい道のゴールに名前をつけているだけなんだ。
しかし、それは存在しない。それは陽炎。近づくと消えた。ありがとうございます神サン。ありがとうございます以上で、はぴゃくよぉじゅうえんになりまふ~!レシトーごぉぉりよぉですかぁー?あでぃとーざいもてぃっさー!

そして今日、僕はこの時期最大の難関である年賀状の受注にぶち当たった。
店長もいなけりゃ、パートもいねえ。テレビもねえ。ラジオもねえ。パートのソババババもいねえ。
俺しかいねえ。この俺がやるしかねえ。この13年間勤めてきたこのブンボーグ屋で俺は始めて責任感というものを感じた。ていうか責任感ではない。
もっとシンプルで、原始的なもの。そう砂漠で単身丸腰で殴り合いをするような。
今まで経験だけが頼り。
僕は昔から要領の悪い出来の悪い頭の悪い運動神経の悪いセンスの悪いやつだった。
だけどそんな僕が一番先頭に立ってやっている状況がここにある。
僕はもうここで死んでもいいとは1ミリも思わなかったが、真剣だった。
年賀状の注文を受けてたとうではないか!
 
僕は何でも見た目がいいヤツが好きだ。バンドも漫画も。ちなみにその基準はなんとなくミックジャガーに似てるかどうかだ。
だから僕はまず見た目から入ろうと思い、来年辰年だから龍のタトゥーを入れた。お客さんには悪いが待ってもらった。
「ちょっと龍のタトゥー入れてきますので少々お待ちーただっけまっか~?」
そしてルーシーリュ~のタトゥ~を肩ゥ~に入れとぅ~。そしたら客が「ぎゃ~!昇り龍がケツに入ってくるゥゥってバカヤロウ!」っと一人ボケツッコミした。
おらぁこいつにゃあかなわんな、と思った。こいつにゃあ、ね、もう、完敗?だな。と思った。
こいつにゃあ完敗っと。
俺は悔しいかったが、同時に清清しかった。そんな風に思えてしまう自分にムカついた。
が、夢だった。
起きるとそこはバイトの事務所件休憩室、彫師が「お客さん寝ちゃってる間に出来ましたよ」と時代遅れのパーマ頭をふさふささせながらそう言った。
「寝てしまったようだ、どれどれ・・・」
と右肩を見るとちゃんとルーシーリューのタトゥーがと思いきやドリューバリモアだった。
ま、まじか・・・あの三人の中だったらだんとつドリューバリモア派な僕だけど、まさかドリューのリューからとってきたとは・・・
僕は「チャーリーズエンジェルのリューね」と言ったんだ。当然ルーシーリューの苗字のリューのつもりだったが、ドリューのリューだとは!してやられた。
べる「ふっ、完敗だ」
彫師「へへっ・・・あんたぁバンド、やってんだろい?」
べる「なぜそれを?」
彫師「俺にゃぁ・・・分かんだなっ♪」
べる「何だとこのー何故だと聞いておろう?」
彫師「俺にゃぁ・・・分かんなだっ♪」
べる「ええい、こしゃくな! 撒き散らせぃ、撒き散らせええええい、撒き散らせい!」
彫師「俺にゃぁ・・・撒き散らせないんだなっ♪」
べる「ふっ、完敗だ」
彫師「俺ん名前、ホリッシー」
べる「ホリッシー・・・?どっかで聞いたことある名前だな・・・」
ほり「アァァァァァッ!」
べる「うわ!びっくりしたぁ・・・びっくしたあああ!」
ほり「アァァァッ!」
べる「…どっかで聞いたことある声だ。この叫び。このゲイ感丸出しの叫び」
ほり「気づいたかな?」
べる「そうか、分かったぞ、聞こえてくる・・・聞こえてくるぞ、あの爽やかなイントロが・・・!」
ほり「でぃすちゃ~~~~み~んま~~~~ん」
べる「このニセモンが。もうやめてくれ」
 
 
それも勿論夢だった。というか妄想だった。つまり僕だけの劇場だった。

ライブ告知、しなくては。
 
 
 
■11/26(土)
津まんなか広場
『NOBIROCK』
開場/開演 12:00~
前売/当日 無料(タダ酒)
 
出演/
安里アンリ(ワッツーシゾンビ)
POP-OFFICE(名古屋・三重)
同時多発ネコ(長野)
農村(名古屋)
micann(横浜)
psygh(三重)
over skill(三重)
dukkha(大阪)
うわの空(名古屋)
ワニのいる生活(大阪)
モルグモルマルモ(京都)
DORORONICA[ドロロニカ](名古屋)
 
 
 
■11/30(水)
上前津CLUB ZION
kit Presents
『THICK ART』
OPEN/START-18:00/18:30(予定)
ADV/DAY-1500/2000yen(+1D \500)
 
[ACT]
アンクルボーイ(東京)
STATION
merit
ドロロニカ  
 
 
 
 
121212121212121212121212月
 
 
■12/2(金)
ドロロニカ企画
『ガッデムナイト3』
鶴舞DAYTRIP
open--:--/start--:--
adv/door \----/----
 
出演/
ドロロニカ
POWER EMPIRE(大阪)
宇宙三輪車(福井)
いったんぶ(大阪)
 and more...
 
 
 
■12/12(月)
鶴舞Kd japon
open19:00/start19:30?
adv/door \----/----
 
出演/
回転木馬
ドロッパーズ
ドロロニカ
 
 
 
■12/24(土)
鶴舞Kd japon
¥2000
act/
YOU GOT A RADIO!
Nicfit
ドロロニカ
JUBILEE

dj/
kco (UNDERLINE,YOUTH IS WASTED)
 
 
 
遊びに来てねへ!
 
最近の僕はヤーヤーヤーズとホラーズを聞いている。
最近新しい音楽を探してなくて駄目だなって感じだ。好きなものしか聞いてない。
俺はカレンOより可愛いアメリカ人シンガーを知らねえこたあねえ。俺はカレンOほどの可憐王も知らねえこたあねえ。
また後ろ髪伸ばしてカレンO風カブトガニヘアーにしてえこたあねえ。
 
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プロフィール

HN:
水野ベルロウ
年齢:
36
HP:
性別:
男性
誕生日:
1989/01/30
自己紹介:
水野 ベルロウ(本名は水野巧郎 , 1989年 1月30日-)
 
サックスを吹いたり、歌を歌ったりする。
ドロロニカというバンドをやっていた。
グラムロックから始まり昭和歌謡、ワールドミュージックなどをよく聞く。

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