ファクチューム
MIZUNO BERUROU'S DAYDREAM FUCK
最期
ついに魚住が逝った。
魚住というのはこのぶログをご愛読なさっているあなた方にはもうお馴染みでしょうが、
それは僕のテレビのことです。
知らない人はその回の記事を読んでください。
魚住はただデカイ。
ただデカく、ディジトーティーヴィーに勝るとも劣らない画質を誇っていた。
電源が入るのに10分ほどかかるのを除けば現役バリバリの原住民であった。
悪い予感の欠片もなかった。というのは違う。
実は最近は電源入るのに10分かかっていたのが、15分くらいに伸びていたのだ。
ひたすら電源を押し続け、いつの間にか寝てしまったこともある。
もうあのころのようにFF13はやっていない。
ゲーム自体やっていなかった。最後にやったのはバットマンアーカムアサイラムだ。
てかあのゲームまじおもれー。
バットマン好きだからってのを除いてもかなりおもしれえ。
特にあの流れるようなアクションは今までやってきたアクションゲームの中で一番リアルで楽しかった。
デヴォーメイクライとかは派手でスピーディーで楽しかったけど、あれはむちゃくちゃだった。ありえないくらいジャンプするしありえない魔法も使える。
三国無双とかはあの群集をなぎ倒すのは爽快だがあれは逆に爽快じゃない。なんちゅう無双。
だがバットマンアーカムアサイラムは爽快だ。
あれは群れ成すギャングどもをちゃんと一人一人相手しなくてはならないのだ。
バガボンドの吉岡一門との戦い(1対70)の感じ。流れる感じ。
1対70ではなく、武蔵の言うとおり1対1を70回という感じ。それでもこれだもんなぁって感じ。
そして一撃が重い。それは相手に対してもそうだし、自分もそうだ。
殴る瞬間のアドレナリン感がすごい。スローモーションに見える感じ(なってるんだけど)
そして、ギャングなんてのは基本的に鉄パイプとか持ってるから、
それで思いっきり頭なんか殴られたらさすがのバットマンもただじゃあ済まない。
まじ脳が揺れる感じ。
って僕は何書いてるんだ。バットマンじゃなくて魚住だよ。
あのゲームが最後か。いやFF9な気がするぞ。いやFF7か。たぶんFF7だ。
もう随分と前の気がする。
ゲームはやんなかったが、立て続けに映画を見ていた。
キリアンマーフィまじかっこいいから。
『プルートで朝食を』見た。
かわいいオカマの話。キリアンマーフィがだんだん美しくなっていくのが見ていて楽しかった。
ベルベットゴールドマインみたいなギラギラでもなく、ヘドウィグみたいなドッギャーンでもない。これはパフパフって感じだ。そもそもロックが題材じゃないけど。
ルベッツのシュガーベイビーラブがこんな良い曲だなんて初めて知った。
やわらかく、かわいい感じ。俺はキトゥンになりてえと思った。
子供のころから女装していて、とても普通じゃないし、すごい波乱万丈な人生なんだけど決して絶望したり、エモーショナルな感情を出さないのが新鮮で良かった。
いつでも前向きで、普通に正直に生きている。結構わがままなんだけど悪意がなく無邪気でかわいいと思えてしまう感じ。
クラブに行く金を義母にせびって、しぶしぶ出す義母に影で「うるさいわね、さっさと出せばいいのよ」って言ったのが笑えたけど。
ピーターパンって、"いたずらっこな永遠の子ども"だけど、キトゥンは、"やさしい永遠の子ども"だ。
クワイ・ガン・ジンで、ラーズ・アル・グールなリーアム・ニーソンも良かった。
あとから知ったんだけど、これインタビューウィズヴァンパイアの監督なんだね。
それから『パニックフライト』見た。
本当のタイトルは『RED EYE』なんだけどパニックフライトというまじ日本語英語な邦題の映画。飛行機の中で行われる密室サスペンス。
キリアンマーフィ演じるジャクソン・リップナーの豹変振りがたまらない。
最初はジョークの上手い知的な青年なのだが、だんだんと何がジョークなのかわからなくなる。でもやさしい。でも不気味でドーッン!
ジャクソン・リップナーがジャック・ザ・リッパーと発音がかかっているのが良い。
まじビデオスルーされるべくしてされた感じのB級映画なんだけどそれなりに楽しめた。
監督がエルム街やスクリームの監督で、後半のバトルシーンはホラー映画独特の"来る感"あるいは、"来ると思いきや来ない感"が半端なくよかった。
なんもグッとこなかったけど、まあよかった。
次は『麦の穂を揺らす風』を見た。
イギリスに占領されるアイルランドの映画なんだけど、なかなか重かった。
キリアンマーフィってミックジャガー系のサイコ顔なんだけど、普通の真面目な役も出来るんだなって思った。
僕はイギリスの歴史について全然知らなかったんだけど、これを見てちょっと知りたいと思った。
何のために戦うのか、何が正義で、何が正解なのか。
「時として、最良の方法が最善の結果を生むとは限らない」
とはFFタクティクスのディリータの名言だが、そんな感じだった。
悲惨な状況を目の当たりにしても何も出来ない無力感。報われない命。
とかそういう重い思いが詰まってた。
そして『28日後...』
これはそんな期待していなかったけど、まじで良かった。
走るゾンビはゲームのバイオハザードでタイラントが全力疾走するのを見て、こんなの反則だ!恐すぎる!と思ったものだが、今回の28日後は全部が走るゾンビ。
ゾンビというか"理性を失い極限にまで凶暴化した人間"なんだけど、なかなかハラハラした。
主人公ジムが怪我とかじゃなくなんか普通に頭痛くなったりしたのがリアルな感じで面白い。
やっぱダニーボイルというか何だかイギリス的だった。イギリス的って何か知らんけど。
後半がすごかった。
"理性を失い極限にまで凶暴化した人間"とはゾンビなのか、我々残された人間なのか。
タランティーノばりの爽快なバイオレンスで煽りまくり、最後はこの上ない爽やかさで締めくくってくれた。
あれ、キリアンマーフィじゃなくて魚住だよ。テレビの話なのにー
そんな感じで映画見まくってたら壊れた。ある日全然つかんくなった。
もう30分以上テレビの電源を押しまくった。
本当に"ただデカイだけ"になってしまった。
ジ・エンド
魚住というのはこのぶログをご愛読なさっているあなた方にはもうお馴染みでしょうが、
それは僕のテレビのことです。
知らない人はその回の記事を読んでください。
魚住はただデカイ。
ただデカく、ディジトーティーヴィーに勝るとも劣らない画質を誇っていた。
電源が入るのに10分ほどかかるのを除けば現役バリバリの原住民であった。
悪い予感の欠片もなかった。というのは違う。
実は最近は電源入るのに10分かかっていたのが、15分くらいに伸びていたのだ。
ひたすら電源を押し続け、いつの間にか寝てしまったこともある。
もうあのころのようにFF13はやっていない。
ゲーム自体やっていなかった。最後にやったのはバットマンアーカムアサイラムだ。
てかあのゲームまじおもれー。
バットマン好きだからってのを除いてもかなりおもしれえ。
特にあの流れるようなアクションは今までやってきたアクションゲームの中で一番リアルで楽しかった。
デヴォーメイクライとかは派手でスピーディーで楽しかったけど、あれはむちゃくちゃだった。ありえないくらいジャンプするしありえない魔法も使える。
三国無双とかはあの群集をなぎ倒すのは爽快だがあれは逆に爽快じゃない。なんちゅう無双。
だがバットマンアーカムアサイラムは爽快だ。
あれは群れ成すギャングどもをちゃんと一人一人相手しなくてはならないのだ。
バガボンドの吉岡一門との戦い(1対70)の感じ。流れる感じ。
1対70ではなく、武蔵の言うとおり1対1を70回という感じ。それでもこれだもんなぁって感じ。
そして一撃が重い。それは相手に対してもそうだし、自分もそうだ。
殴る瞬間のアドレナリン感がすごい。スローモーションに見える感じ(なってるんだけど)
そして、ギャングなんてのは基本的に鉄パイプとか持ってるから、
それで思いっきり頭なんか殴られたらさすがのバットマンもただじゃあ済まない。
まじ脳が揺れる感じ。
って僕は何書いてるんだ。バットマンじゃなくて魚住だよ。
あのゲームが最後か。いやFF9な気がするぞ。いやFF7か。たぶんFF7だ。
もう随分と前の気がする。
ゲームはやんなかったが、立て続けに映画を見ていた。
キリアンマーフィまじかっこいいから。
『プルートで朝食を』見た。
かわいいオカマの話。キリアンマーフィがだんだん美しくなっていくのが見ていて楽しかった。
ベルベットゴールドマインみたいなギラギラでもなく、ヘドウィグみたいなドッギャーンでもない。これはパフパフって感じだ。そもそもロックが題材じゃないけど。
ルベッツのシュガーベイビーラブがこんな良い曲だなんて初めて知った。
やわらかく、かわいい感じ。俺はキトゥンになりてえと思った。
子供のころから女装していて、とても普通じゃないし、すごい波乱万丈な人生なんだけど決して絶望したり、エモーショナルな感情を出さないのが新鮮で良かった。
いつでも前向きで、普通に正直に生きている。結構わがままなんだけど悪意がなく無邪気でかわいいと思えてしまう感じ。
クラブに行く金を義母にせびって、しぶしぶ出す義母に影で「うるさいわね、さっさと出せばいいのよ」って言ったのが笑えたけど。
ピーターパンって、"いたずらっこな永遠の子ども"だけど、キトゥンは、"やさしい永遠の子ども"だ。
クワイ・ガン・ジンで、ラーズ・アル・グールなリーアム・ニーソンも良かった。
あとから知ったんだけど、これインタビューウィズヴァンパイアの監督なんだね。
それから『パニックフライト』見た。
本当のタイトルは『RED EYE』なんだけどパニックフライトというまじ日本語英語な邦題の映画。飛行機の中で行われる密室サスペンス。
キリアンマーフィ演じるジャクソン・リップナーの豹変振りがたまらない。
最初はジョークの上手い知的な青年なのだが、だんだんと何がジョークなのかわからなくなる。でもやさしい。でも不気味でドーッン!
ジャクソン・リップナーがジャック・ザ・リッパーと発音がかかっているのが良い。
まじビデオスルーされるべくしてされた感じのB級映画なんだけどそれなりに楽しめた。
監督がエルム街やスクリームの監督で、後半のバトルシーンはホラー映画独特の"来る感"あるいは、"来ると思いきや来ない感"が半端なくよかった。
なんもグッとこなかったけど、まあよかった。
次は『麦の穂を揺らす風』を見た。
イギリスに占領されるアイルランドの映画なんだけど、なかなか重かった。
キリアンマーフィってミックジャガー系のサイコ顔なんだけど、普通の真面目な役も出来るんだなって思った。
僕はイギリスの歴史について全然知らなかったんだけど、これを見てちょっと知りたいと思った。
何のために戦うのか、何が正義で、何が正解なのか。
「時として、最良の方法が最善の結果を生むとは限らない」
とはFFタクティクスのディリータの名言だが、そんな感じだった。
悲惨な状況を目の当たりにしても何も出来ない無力感。報われない命。
とかそういう重い思いが詰まってた。
そして『28日後...』
これはそんな期待していなかったけど、まじで良かった。
走るゾンビはゲームのバイオハザードでタイラントが全力疾走するのを見て、こんなの反則だ!恐すぎる!と思ったものだが、今回の28日後は全部が走るゾンビ。
ゾンビというか"理性を失い極限にまで凶暴化した人間"なんだけど、なかなかハラハラした。
主人公ジムが怪我とかじゃなくなんか普通に頭痛くなったりしたのがリアルな感じで面白い。
やっぱダニーボイルというか何だかイギリス的だった。イギリス的って何か知らんけど。
後半がすごかった。
"理性を失い極限にまで凶暴化した人間"とはゾンビなのか、我々残された人間なのか。
タランティーノばりの爽快なバイオレンスで煽りまくり、最後はこの上ない爽やかさで締めくくってくれた。
あれ、キリアンマーフィじゃなくて魚住だよ。テレビの話なのにー
そんな感じで映画見まくってたら壊れた。ある日全然つかんくなった。
もう30分以上テレビの電源を押しまくった。
本当に"ただデカイだけ"になってしまった。
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プロフィール
HN:
水野ベルロウ
年齢:
36
HP:
性別:
男性
誕生日:
1989/01/30
自己紹介:
水野 ベルロウ(本名は水野巧郎 , 1989年 1月30日-)
サックスを吹いたり、歌を歌ったりする。
ドロロニカというバンドをやっていた。
グラムロックから始まり昭和歌謡、ワールドミュージックなどをよく聞く。
サックスを吹いたり、歌を歌ったりする。
ドロロニカというバンドをやっていた。
グラムロックから始まり昭和歌謡、ワールドミュージックなどをよく聞く。