ファクチューム

僕は最近よく自分を見つめなおすことにしている。
僕はどうするべきなのか？　どうなるべきなのか？
けっこう内向き加減。
音楽も、クイーンとストーンズとデヴィッドボウイとドアーズとストゥージズしか聞かない。
僕の血となり肉となった人たちの音楽だ。
ワイルドだろ？
内向きだからワイルドではないか。
だがそれは膨らみすぎた風船。ふとした衝撃に爆発する。
内を見ていると、自然と外との差が浮き彫りになる。
僕もみんなとなんら変わりないはずなのに、差が見える。
差というか溝ですね。溝端ジュンピえい。　ぴえぃ。
何が言いたいのか忘れてしまった。忘れるくらいだから、そんなに重要なことではないが、本質的なことのようにも思えた気がする。
まあ良いや。
　
しかし、何といっても、信じられるものは己の肉体と精神だけですね。
過去を追ったり、未来を待つなんて、実に不毛なことだと思います。
そんなことをする暇があったら、己の肉体と精神を鍛えるべきでしょう。。
　
だが過去を忘れたり、無かったことにすることはもっと駄目ですよね。
それは自分の歴史を否定することになる。
全ては今の自分の血となり肉となっているのだから。
全てを乗り越えなくてはいけない。
　
人は役割を担いたがりますよね。
それは人間社会の道理、そうすることで自分の存在意義を確認できるからでしょう。
しかし、そんなことしないでも自分はここにいるでしょうが。
自分はただ自分。イッツオンリー自分、バットアイライクイット。
　
やはり愛は強いですね。圧倒的に。
恋愛は勿論そうですが、それ以前に好きなものへの愛はとても強く感じます。
『愛こそすべて』という言葉はあながちデタラメでもないかもしれませんね。
愛とは知りたいという欲求も呼び起こす。
それが何故好きなのか。それのどこが好きなのか。そして僕の心を打ちのめしたこれはどのようにして、成り立ったのか。
例えば、本当にロックを好きな人間を見ていると本当に泣けてくる。
本当にパンクを好きな人間を見ているとちょーかっこよく思える。
強さを感じる。強さと言うと漠然としすぎていますが、何と言うか清々しさですわもう。
天晴れ！って感じ？
もっとそういう人と知り合いたいです。
　
若い人でそういう人はなかなかいない。
やはり愛と言うものは、まるで海岸の石のようで、幾つもの傷を受けて形成されゆく。
幾つもの知識を得て、そしてそれを削ぎ落とさなければならない。
そうするとスグにということは難しい。
例えば僕が始めて愛したバンドというのがクイーンというバンドなのだけど、それを聞き始めてまだ10年しか経っていない。まだ10年だ。
僕とクイーンとの間に子どもが生まれたら、まだ幼い子どもでしょう。バブバブ言ってることでしょね。
でもまあ愛するということはとても難しいですよねー！
嫌なとこもいっぱいもあるけど、それも含めて全部好きみたいな小さい子みたいな感情にならなくてはいけねっからさ～
　
例えば、ブライアンジョーンズみたいな髪型でも別にブライアンジョーンズが好きじゃないバンドマンも山ほどいる。これは単なる偶然か。
僕は基本的に今のロックバンドはすべて、ビートルズ、ストーンズ、ツェッペリン、デヴィッドボウイ、イギーポップ(ストゥージーズ)、ルーリード(ベルベッツ)のいずれかの息子、或いは孫たちだと思ってますから。多分そういうことですから。
だからもうマッシュルームカットの"男"と、ボブカットの"男"は一回全員、兵藤ユキの髪型にしろ、とも言いたいです。一回で良いですから。
兵藤ユキの髪型にして出直して来いと、言いたい。
女の子はしなくていいです。女の子はそのままで、かわいいままで。
この世の人間は、兵藤ユキの髪型にしたヤツと、したことないヤツとに分かれるらしいので。
どっちが良いとかじゃあないんですが、俺はただしてほしい。
兵藤ユキの髪型のヤツばっかのライブハウスを、俺はただ見てみたい。俺はそういう人間だ。
それらしく決めて、それらしくなった気になるな。それらしく決めたなら、そうするんだ。
「ボクシンググローブはめてるけど、僕ボクシングとかはいいっす」って言ってるヤツがいたらワケが分からないだろう。
でも、そういう人は意外と多いのが不思議ですよね。
不思議だねー、おそらく兵藤ユキの髪型にした瞬間、錆びついて止まっていた時が、この世界にも朝を告げてくれることでしょう。
そして、歩き出す僕たちにあたたかな雪が降りそそぐのです。祝福されたようにね。
　
僕はまだ精神的に未熟なところがあるようで、そういうところに疑問を感じ、ムカついちゃう。
本当に好きなら、愛しているのなら、全部消化できるはず。
　
久々に文章を書いたらちょっと熱くなっちまったぜ。スマンスマン！
さて、僕が髪を切って兵藤ユキと同じ髪型になったことを正当化する文、
まあ自分を慰めるような文はこの辺にしておきましょう。
　　
せっかく二ヶ月ぶりに風呂グ書くんだから、もっと書きたいことを書かなくては、こんな僕にゃあ何も無いんだけど･･･悲しいかな、無いんです。
そうだ、もうちょっとだけ、神様もう少しだけ、書きたいことがありました。
　
ストーンズのダンシングウィズミスターDの、ファッションとかスタイルとか雰囲気とか時代背景、ましてや色、ではない暗黒には度肝を抜かれる。
この何ともいえない立ち込める暗黒。むせ返る暗黒。どこかに連れて行かれそうな暗黒。
　　
1:33～1:38のキースの表情を見ろ。やばいから。
最近やってるオニギリダジョーのドラマの主人公が崇拝しているのが彼だ。
でも、僕にとってストーンズはやっぱなんてったって、ミックジャガー。
ミックジャガーの歌と動きだ。ミックジャガーの歌は誰にも真似できない。
誰も憧れないこのオリジナルのパフォーマンスを彼は自信をもって築き上げたんですね。
　
落ちている時も、上がっている時もミックジャガーだけはかっこいいと思えますわ、乾杯！
　
てかストーンズ聞いてたらもうなんでも良くなったぜ。
そんな愛とか、暗黒とかもううっせーんだい！おらぁもういいんだい！おらぁロココだ！
　
　
　
さて、話は変わりまして、
僕らドロロニカは、file-under様から出る名古屋のかっこいいバンドを集めたコンピCD『Ripple』に参加することになりました。
7月に出る予定です。
6eyes, Zymotics、世界的なバンド、Pop-Office、Sika Sika、NicFit、Free City Noise、Jubilee、ドロロニカ、フリーダム、Moments、石原よしと
･･･の以上12バンドです。全て新録です。
　
　
ライブ告知です。
　
5月は一本だけ。穴子の一本握り。
　
■5/26(土)
新栄DAYTRIVE
『鴨川エビフライ』
open/start 18:00/18:30
adv/door \2000(飲み放題)
　
出演/
short film no.9
ばけばけばー
ドロロニカ
murder murder
Amia Calva
　
　
　
　
6月はイベントやります。
大阪からThe Creams来ます。
ティピカルガールズと思いきやビースティガールズ。
みんな遊びに来てね！
　
■6/16(土)
新栄DAYTRIVE
『ガッデムナイト4』
　
出演/
ドロロニカ
The Creams(大阪)
しいたけだっておまえのことなんか嫌いだよ
Agrakakushi
　and more...
　
　
　
■6/24(日)
一宮STYLE
open/start 18:00/18:30
adv/door \1200/\1500(+1D)
　
出演/
ドロロニカ
suicide TV
The Nancy
犯罪ファイル
マサオAセクター
　
　
　
そんな感じっす！オッケー！
　
　
最後はヘリポートで寒いのか猿みたいにピョンピョン跳ねるキースリチャーズでお別れしましょう。　
　
チャオ！